さて、それでは実際にやっていきましょう。

今回使用するソフトは前回ご紹介したAdobeのLightroomを使って、失敗してしまった写真を復活させていきたいと思います。

編集するにあたっては、RAW形式で保存されているほうが良いのですが、もちろんJPEG形式で保存された写真や、もっというならばスマホで撮影した写真でもある程度救出することはできます。

(当然RAW形式で保存された写真が一番仕上がりはいいです) 

さて、今回お借りしてお写真はこちら
DSCF5520

コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で撮影された1枚。保存形式はJPEG形式です。

この写り方は本当によくあるパターンです。特に曇りの日で薄暗い日や、逆光で撮影したりすると、このような感じになります。

かえって、デジカメをみていると・・・

「くらっ!!!!」

となると思いますが、この程度の失敗なら何の心配もありません( ´∀`)つ

では修正していきましょう。

まず、暗いんですから明るくしてやればいいんです。単純ですが、それだけ。では・・・それい!
DSCF5520a
 
明るくなりましたねー♪
さらにですが、この写真、実は曇りですが逆光を受けています。そのために、撮影者側からすると真ん中の木2本に影がついています。

というわけで、影があるんなら、取ればいいんです。なんか単純ですが、本当にそんな感じでいいんです♪

では・・・それ!
DSCF5520b
 
影(シャドウ)を飛ばしましたので、先ほど光量もあげたこともあり、全体的に明るくなりすぎたため、光量は少し調整しました。これなら、思い出の1枚としてはバッチリでしょ??

作業時間は5分もかかっていません。これなら、誰でもできますし、今まであきらめていた写真も見事なまでに変身してくれますよ!


※ちょっと、1回目なので補足だけしておきます。

1枚目は真っ暗の写真なのに、修正した写真には木の緑の色がついているけど、これって自分で色選択して塗ったんでしょ??

って質問は本当によくされます。というより、こんなもん見たら誰でもそう思って当然だと思います。

けど、結論としては、全くそんな作業はいりません。ただ、光量と影の操作をパパッとしただけ。

専門的な話はやめてざっくりと説明すると、実際に1枚目の写真は真っ暗かもしれませんが、実はカメラはちゃんとその景色の色を記憶しているんです。ただ、そのとき設定されていた条件で私たちに、1枚目のような絵を見せてくれた、というだけなんです。

ですので、実際に撮影するときに光量をMAXにしていれば逆に真っ白に映ったりもします。カメラはあくまでも見たままの風景、色を記録していますが、こちらの出した命令通りに描き替えて私たちに写真として見せてくれているんです。

ですので、今回の作業は撮影時に出した命令を、書き換えたということになります。ですので色をつけたり、塗ったりといった作業は全く必要ないんですね♪


それでは、また次回もレスキューしていきましょう♪

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